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アートメイク 知識

20代女性が“やりすぎない”アートメイクを始めるときに考えておきたいこと

20代女性が“やりすぎない”アートメイクを始めるときに考えておきたいこと

SNSや動画でアートメイクのビフォーアフターを見て、「すごく垢抜けて見える」「すっぴんに自信が持てそう」と感じる20代女性は多いと思います。その一方で、「流行りの眉にして後悔しないかな」「将来の職場やライフスタイルが変わったときどうなるんだろう」と不安になることもあるはずです。

結論から言うと、20代でアートメイクを始めるなら、今のトレンドだけでなく“数年後の自分”もイメージしながら、「すっぴんでも浮かない」「ON/OFF両方で使いやすい」デザインを選ぶことが大切です。

結論:流行より「数年後の自分」も見据えたアートメイクを

アートメイクは、専用の針と色素を使って皮膚の浅い層に色を入れる医療行為です。メイクのように一日で落ちるわけではなく、時間の経過とともに少しずつ薄くなっていく前提の施術なので、「今日の自分だけに合わせる」というより「今〜数年後の自分」に似合うバランスで考えるのがポイントです。

20代は、就活・転職・引っ越し・恋愛・結婚などライフステージが動きやすい時期だからこそ、“どの場面でも大きく浮かないベース”としてアートメイクを捉えておくと、後悔しにくくなります。

20代女性がアートメイクに惹かれるよくある理由

20代女性がアートメイクに興味を持つ理由には、共通点が多くあります。朝のメイク時間を短くしたい、すっぴんやマスク姿でも自信を持ちたい、汗や皮脂で眉やリップがすぐ落ちてしまうのがストレス、写真や動画に映る自分の顔にがっかりすることがある、仕事や学校が忙しくて、毎日同じクオリティでメイクを仕上げるのが難しい。

こうした悩みを「一気に解決してくれそう」と感じてアートメイクに興味を持つ方は多いですが、だからこそ「変えすぎない」「自分の素の顔を活かす」という視点が大事になってきます。

やりすぎを防ぐために意識したい3つのポイント

ベースは「すっぴんでも浮かないか」

20代でアートメイクを入れるときのいちばんのポイントは、「フルメイク前提」ではなく「すっぴんや薄メイクでも浮かないか」という視点でデザインを見ることです。休日にコンビニやカフェに行くとき、ジムや旅行中など、ナチュラルな格好の日を思い出したときに、「この眉・リップならそのままでも平気」と思えるかどうかが目安になります。

トレンド眉は“雰囲気だけ借りる”

平行太眉やふんわりアーチなど、そのときどきのトレンドをそのまま乗せてしまうと、流行が変わったときに違和感につながることがあります。20代のアートメイクでは、「形そのものをトレンドにする」のではなく、「角を少し丸くする」「太さをほんの少しだけ今っぽくする」など、あくまで“雰囲気だけ借りる”くらいがちょうどいいバランスです。

リップやアイラインはON/OFF両方をイメージ

リップやアイラインのアートメイクは、色や濃さによっては「休みの日にはちょっと派手かも」と感じることもあります。「仕事の日にも、休日のすっぴん寄りメイクにも使えそう?」と考えながら色味やラインの太さをイメージしておくと、服装やシーンを選びにくくなります。

就活・転職・推し活…20代ならではのシーン別の考え方

20代女性は、「学校/仕事/プライベート」のどこでも顔を見られる機会が多い世代です。シーンごとに、どこを意識するとバランスが取りやすいかを整理してみます。

ビジネスシーンでの見られ方

就活や転職活動、オフィスワークでは、「盛れているか」よりも「きちんとして見えるか」のほうが重要になります。眉は骨格に合ったナチュラルな形と濃さに、リップはくっきりしすぎない血色感程度にとどめておくと、ビジネスシーンにもなじみやすくなります。

プライベート・推し活での見られ方

ライブ・イベント・推し活用の“盛りメイク”を楽しみたい場合、アートメイクは「その土台」として考えるのがおすすめです。ベースの眉やリップはやや控えめにしておいて、その上にラメや濃いリップを重ねれば、ONの日はしっかり盛ることもできます。

シーン別にまとめると、こんなイメージになります。

シーン よくある悩み アートメイクで意識したいことの例
就活・オフィス 信頼感・清潔感は欲しいが盛りたくない 眉は骨格ベースでナチュラル、リップは血色感程度
友達とのお出かけ 写真や動画で盛れたい ベースは控えめにして、メイクで足せる余白を残す
推し活・イベント しっかり盛る日とすっぴんの日の差が大きい どちらの日でも浮かないベースカラー・太さを選ぶ

施術前に決めておきたい「OKライン」と「NGライン」

仕上がりで後悔しないためには、「こうなったら嬉しい」というOKラインだけでなく、「ここまで行くとイヤ」というNGラインもはっきりさせておくと安心です。例えば、「他人から“眉変えた?”と言われるのはOKだけど、“メイク濃くなった?”と言われるのはイヤ」「職場の人に気づかれるのは避けたいけれど、友達にはバレても大丈夫」など、自分の感覚でかまいません。

カウンセリングでは、「なりたいイメージ」と「避けたいイメージ」をセットで伝えることで、ちょうどいいラインを探しやすくなります。

20代でアートメイクを始めるときのリスクと注意点

アートメイクは、専用の針と色素を使って皮膚の浅い層に色を入れる医療行為です。そのため、日本では医師、または医師の管理下で看護師などの医療従事者が施術を行う必要があります。

施術後には一時的な赤みや腫れ、ひりつき、かさぶた、色が一時的に濃く見える期間などが生じる場合があり、多くは数日〜1〜2週間ほどかけて落ち着いていきますが、体質や基礎疾患、服用中のお薬によってはアートメイクを控えたほうが良いケースもあります。

アートメイクはタトゥーのように深く入れる施術ではなく、時間とともに少しずつ薄くなっていく前提ですが、「必ず完全に元の状態に戻る」とは言い切れません。20代はこれから先のライフイベントも多い時期だからこそ、「本当に今必要か」「どのくらいの変化までなら将来も納得できそうか」をカウンセリングで一緒に考え、メリットだけでなくリスクやダウンタイムについても納得したうえで受けるかどうか決めることが大切です。

まとめ:20代だからこそ、「今も数年後も好きでいられるデザイン」を

20代でアートメイクを始めるときは、“今のトレンドに合わせるため”ではなく、「すっぴんでも自信を持てるベースを作る」「これから数年のライフイベントにもなじむようにしておく」という視点で考えるのがおすすめです。

眉やリップ、アイラインのどのパーツも、やりすぎれば派手に見える一方で、少し控えめに整えるだけでも、印象の安定感やメイクのしやすさは大きく変わります。当院では、「何歳までこのデザインでいたいか」「どのシーンで一番自信を持ちたいか」なども伺いながら、20代の今も、数年後の自分もイメージしやすいアートメイクをご提案しています。

興味はあるけれど踏み出しづらい方は、まずはカウンセリングで、今の悩みや不安、なりたいイメージをそのまま話すところから始めてみてください。

よくある質問(FAQ)

  • 20代からアートメイクを始めるのは早すぎませんか?

    年齢制限はなく、20代でアートメイクを検討する方も増えています。ただし、トレンドに寄せすぎず、数年先も違和感のないナチュラルなデザインを選ぶことが大切です。

  • 将来、好みが変わったときに困りませんか?

    アートメイクは時間とともに少しずつ薄くなっていく前提の施術です。完全に元通りになるとは限りませんが、最初から控えめなデザインにしておくことで、好みやライフスタイルの変化にも対応しやすくなります。

  • 就活や転職活動のときにマイナス評価になりませんか?

    自然な太さと色味であれば、むしろ「清潔感がある」「きちんとしている」と受け取られることも多いです。就活・転職を控えている場合は、その点も含めて濃さや形を相談してください。

  • SNSで見るような平行太眉にしても大丈夫ですか?

    お顔立ちによっては似合うこともありますが、流行が変わったときのことを考えると、骨格に合わせたナチュラルな形に“平行っぽさを少し足す”程度から始めるほうが安心です。

  • 20代でリップアートメイクも一緒にしておいたほうがいいですか?

    必須ではありません。眉だけ整える方も多いですし、「すっぴんに自信を持ちたい」「マスクを外す場面が多い」と感じる場合に、リップを併せて検討するイメージで大丈夫です。

  • 友達にバレるのが心配です。自然に仕上げてもらえますか?

    自眉や素の唇の色を生かしたデザインにすれば、「言われてみれば整っているかも」くらいの変化にとどめることも可能です。「絶対に濃くしたくない」「バレたくない」などの希望は遠慮なく伝えてください。

  • カウンセリングだけ受けて、施術するかは後から決めてもいいですか?

    もちろん大丈夫です。カウンセリングは、疑問や不安を整理する場でもあります。その日に決める必要はないので、説明を聞いて一度持ち帰り、自分のペースで検討してください。