2026.2.15 アートメイク 眉アートメイク リップアートメイク 知識 アフターケア アイラインアートメイク
乾燥しやすい肌でもアートメイクできる?冬〜春の“カサつき期”に知っておきたいこと

結論:乾燥肌でも相談はできる。ただし「今の状態」と「タイミング」が大事
「冬になると眉まわりがカサカサ」「リップが荒れやすくて、アートメイクなんて大丈夫?」そんな不安から、アートメイクに興味はあっても一歩踏み出せない方は少なくありません。結論から言うと、乾燥しやすい肌の方でもアートメイクの相談は可能です。
ただし、今の肌状態や体質によってはタイミングを工夫したり、まずはスキンケアを優先したほうがよいケースもあります。「乾燥しているから絶対に無理」と決めつける必要はなく、「今の自分の肌にとって安全なやり方と時期はどこか」を一緒に探していくイメージが近いかもしれません。
そもそも、乾燥するとどうしてメイクが決まらないの?
乾燥した肌は、表面のキメが乱れ、粉っぽく見えたり、ファンデーションやアイブロウがムラになりやすくなります。眉まわりがカサついていると、ペンシルやパウダーが引っかかって、いつもと同じように描いているつもりでも仕上がりに差が出てしまいます。
リップも同じで、皮むけやひび割れがあると、口紅やティントが均一に乗らず、「きれいな色をのせる」というより「荒れを隠すために塗っている」感覚になりがちです。アートメイクはこうした“毎朝の細かいメイクの大変さ”を軽くする選択肢のひとつですが、乾燥が強い状態のまま無理に施術してしまうと、かゆみや赤みが出やすくなったり、色の定着に影響することもあるため、見極めが大切です。
乾燥肌さんがアートメイク前にチェックしておきたいこと
乾燥しやすい方がアートメイクを検討するときは、「いつもの冬の乾燥」と「ちょっと注意が必要なサイン」を自分なりに分けておくと安心です。
- 普段の保湿をすれば落ち着く程度のカサつきなのか
- ひび割れや出血を伴うような強い乾燥が出ていないか
- 眉まわりや目元、口元に湿疹や強いかゆみが出ていないか
- 花粉やマスクでこするクセが強くなっていないか
「少しカサつきやすい」程度であれば、保湿ケアを丁寧にしながらタイミングを相談できることも多いですが、ひび割れや炎症が目立つときは、まずその部分を落ち着かせてから考えるほうが安全です。
部位別:乾燥とアートメイクの付き合い方(眉・アイライン・リップなどの部位別)
乾燥との相性は、部位によっても少し違います。ざっくりイメージを表にしてみます。
| 部位 | 乾燥時に起こりやすいこと | アートメイクを考えるときのポイント |
|---|---|---|
| 眉 | 粉をふいてペンシルが乗りにくい | 施術前後の保湿ケアが大切。炎症が強いときは時期をずらす |
| アイライン | 花粉や乾燥でこすりやすく、目元が敏感になりやすい | かゆみ・充血が強い時期は見送り、落ち着いた時期に相談 |
| リップ | 皮むけ・ひび割れ・口角の切れなどが出やすい | ひび割れがある場合は、まず保湿やスキンケアを優先 |
特にリップは、他の部位に比べて乾燥の影響を受けやすく、腫れも出やすいパーツです。「今はリップだけかなり状態が悪い」という場合は、無理に同時進行にしようとせず、「まず眉だけ」「リップは肌が落ち着いてから」など、順番を分けて考えるのもひとつの方法です。
乾燥が強いときは、まずスキンケアと生活リズムを整えるのも選択肢
「アートメイクをしたい気持ち」と同じくらい大切なのが、「これからも自分の肌と長く付き合っていく」視点です。乾燥が強く、赤みやひび割れが目立つ状態で無理に施術を受けると、刺激を感じやすくなったり、かゆみが出て掻いてしまったりと、負担が大きくなることもあります。そんなときは、すぐに答えを出さずに、次のようなステップを踏むのも立派な選択です。
- 保湿中心のスキンケアを見直して、数週間〜数か月様子を見る
- 花粉やマスクでこするクセを意識的に減らしてみる
- 睡眠や食事が乱れていないか、自分なりに整えてみる
そのうえで肌のコンディションが安定してきたら、あらためて「今ならできそうか」「どの部位からなら負担が少ないか」を相談しても遅くありません。
乾燥しやすい人が事前に伝えておきたいこと
アートメイクは、専用の針と色素を使って皮膚の浅い層に色を入れていく医療行為です。
施術後には一時的な赤みやむくみ、ひりつき、かさぶた、色が一時的に濃く見える期間などが生じることがあり、多くは数日〜1〜2週間ほどかけて落ち着いていきますが、体質や基礎疾患、服用中のお薬によっては、アートメイクを控えたほうがよいケースもあります。
乾燥しやすい方は、カウンセリングのときに次のようなことを正直に伝えておくと安心です。
- 普段から乾燥しやすいのか、季節限定なのか
- アトピーや湿疹など、皮膚トラブルの持病があるかどうか
- これまでに受けた美容医療・ピーリングなどの有無と時期
- 花粉症やアレルギーで、目元や口元をこすりやすいかどうか
これらの情報をもとに、「今の状態で施術が可能か」「もう少し待ったほうが良いか」「部位や時期をどう調整するか」などを医療側と一緒に考えていきます。
アートメイクはタトゥーのように深く入れる施術ではなく、時間とともに少しずつ薄くなっていく前提ですが、「必ず完全に元の状態に戻る」とは言い切れません。そのため、「乾燥が強いときは無理をしない」「肌のコンディションを優先する」という視点も大切にしていただきたいポイントです。
まとめ:乾燥を「ダメな理由」にするのではなく、準備のきっかけに
乾燥しやすい肌だからといって、アートメイクをあきらめなければならないわけではありません。ただ、「誰と同じように」「いつでも同じように」受けられるとは限らず、タイミングや部位、デザインの選び方に少し工夫が必要になることがあります。大切なのは、「今の自分の肌で無理がないか」「これからの季節や予定と合わせて考えられているか」を一緒に確認していくことです。
当院では、乾燥肌や敏感肌の方にも、メリットだけでなく不安な点やリスクも含めて丁寧にお話ししながら、「今は受ける」「今は見送る」「まずはここから」など、その方ごとのベストな選択を一緒に考えることを大切にしています。乾燥の季節にアートメイクが気になり始めたら、「受けるかどうかを決める」より前に、まずは肌の悩みごと相談してみるつもりでカウンセリングをご利用ください。
よくある質問(FAQ)
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乾燥肌でもアートメイクは受けられますか?
乾燥しやすい方でも、肌の状態が落ち着いていれば施術が可能な場合があります。ただし、ひび割れや強い炎症があるときは、まずスキンケアで整えてからのほうが安全なこともあるため、カウンセリングで現在の状態を確認させてください。
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乾燥がひどい時期に受けるのはやめたほうがいいですか?
かゆみや赤みが強く、無意識にこすってしまうような状態での施術はおすすめできません。症状が落ち着く時期を待つか、季節をずらして検討するかなど、一緒にスケジュールを考えていきます。
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リップがいつも荒れています。リップアートメイクは難しいでしょうか?
皮むけやひび割れがある部分は刺激に敏感になっているため、そのまま施術を行うのは負担になることがあります。まずは保湿ケアを優先し、状態が落ち着いてから施術の可否を判断するケースが多いです。
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乾燥しやすい肌だと、色が定着しにくいことはありますか?
肌質やスキンケアの状態によって、色の入り方や持ちには個人差があります。乾燥が強い場合、アフターケアでの保湿を丁寧に行うことや、リタッチで微調整していくことを前提に考えることもあります。
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花粉症で目をこすってしまいます。アイラインアートメイクはやめたほうがいいですか?
花粉症の症状が強い時期は、こすってしまうことで刺激が加わりやすくなるため、タイミングをずらしたほうが良いことが多いです。症状の出方や時期を伺いながら、安全なタイミングを一緒に検討します。
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保湿をがんばれば、すぐにでも受けて大丈夫ですか?
保湿は大切ですが、肌の状態や体調、持病や内服薬なども含めて総合的に判断する必要があります。自己判断で「大丈夫」と決めるのではなく、カウンセリングで医療側の意見も聞きながら決めていただくのがおすすめです。
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乾燥が気になっていても、まずは相談だけでもいいですか?
もちろんです。「今の肌状態ならどうか」「いつごろが良さそうか」を一緒に整理するところからスタートできます。そのうえで、「今はやめておく」「ある程度整ってから受ける」など、ご自身が納得できる選択をしていただければ大丈夫です。
