2025.7.24 アートメイク
アートメイクは1回で終わりじゃない!?長持ちさせるためのリタッチとケアの話
アートメイクに興味はあるけれど、「どのくらい持つのか」「1回で終わるのか」がよく分からず、不安に感じていませんか?実際、アートメイクは1回で完成ではなく、2回で仕上げて、定期的なケアで美しさを保つという考え方が一般的です。
今回は、アートメイクの持続性・リタッチの重要性・日常ケアのポイントについて、正確でわかりやすく解説します。
アートメイクの色素は時間とともに少しずつ薄くなります
アートメイクは皮膚の浅い層に色素を入れる医療行為です。肌のターンオーバーによって徐々に色素が排出され、約1〜2年かけて自然にフェードアウトしていくのが一般的です。
部位や肌質によって持続期間に個人差がありますが、眉は1〜2年、アイラインは1.5〜2年、リップは1年未満で薄くなり始めるケースも見られます。紫外線・クレンジング・皮脂の分泌量なども色持ちに影響します。
リタッチは補強ではなく“完成”のためのプロセスです
アートメイクは通常、2回で1セットの施術が基本です。1回目で土台を整え、2回目のリタッチで色味や形の微調整を行うことで、自然で長持ちする仕上がりになります。
初回はあえて薄めに仕上げて肌の反応を見るため、「ちょっと薄い」と感じるくらいがむしろ適正な設計です。リタッチは施術から4〜8週間程度で行われ、これによって色素が安定し、より自然な状態で定着します。
日常のちょっとした習慣が持続力を大きく左右します
アートメイクを長く保つには、日々のケアが重要です。色素は紫外線や摩擦、乾燥によって退色が進むことがあります。日焼け止めや帽子などでのUVケア、洗顔・クレンジング時にこすらないこと、保湿を心がけることが基本です。
リップは乾燥を防ぐためワセリンなどの保湿剤を常用し、スクラブや刺激物の使用は避けましょう。施術後1週間は特に注意が必要で、温泉・サウナ・プールなどの利用も控えることが推奨されます。
まとめ
医療機関での施術なら、アフターケアも含めてしっかりサポート
当院では、すべての施術を医師の管理のもと、看護師資格を持つスタッフが担当します。施術後の経過に応じて、色素の定着状況を確認しながらリタッチのタイミングや内容を調整。
肌の状態に応じて軟膏などの処方やアドバイスも行っています。アートメイクは「入れて終わり」ではなく、「メンテナンスしながら付き合っていく美容医療」であるという考えのもと、長期的なフォローアップ体制を整えています。
よくある質問(FAQ)
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アートメイクは1回だけではダメですか?
通常は2回で1セットとなります。1回目でベースを整え、2回目のリタッチで色の定着と形の調整を行うことで自然な仕上がりになります。
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どのくらいの頻度でリタッチが必要ですか?
初回から数年以内に1回程度の追加施術を受けることで、美しい状態を保ちやすくなります。退色が気になったタイミングでのご相談がおすすめです。
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リタッチしないとどうなりますか?
徐々に色が薄くなり、デザインがぼやけてくる可能性があります。完全に消えるわけではありませんが、ラインが不明瞭になるケースもあります。
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自宅でできるケアには何がありますか?
紫外線対策・こすらない洗顔・保湿の3点が基本です。リップの場合は保湿剤を使い、刺激の強い飲食やケア用品は避けましょう。
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施術からどれくらいでリタッチするのが理想ですか?
一般的には4〜8週間後が目安です。色素の定着や肌の回復具合によって多少前後するため、施術者と相談して決めるのが安心です。