2025.8.12 アートメイク
「アートメイクって消せるの?」後悔しないために知っておきたい色素と持続性の話
「アートメイクって消せるの?」後悔しないために知っておきたい色素と持続性の話
アートメイクに興味があるけれど、「一度入れたら消えないんじゃ…」と不安に思っていませんか?特に初めての方からは「失敗したらどうするの?」「後悔しても消えないのでは?」といったご質問をよくいただきます。
この記事では、アートメイクの色素の定着・持続性・フェードの仕組みを分かりやすくご紹介しながら、将来的な変化や修正についても丁寧に解説します。
アートメイクの色素はずっと残るわけではありません
アートメイクとは、専用の極細の針を使って、皮膚のごく浅い層に色素を入れていく医療施術です。入れ墨とは異なり、深い層にまで色素を入れるわけではないため、肌のターンオーバー(新陳代謝)とともに少しずつ薄くなっていくのが特徴です。一般的な持続期間の目安としては、
- 眉 約1〜2年
- アイライン 約1.5〜2年
- リップ 約1年前後(代謝が活発なためやや短め)
※ただし、個人差があります
色素は時間とともに完全に消えるわけではなく、徐々にフェード(薄くぼやけていく)していくのが基本です。完全にゼロになるケースもありますが、肌質や生活環境によっては薄く残ることもあります。
消したいと思ったときの選択肢はある?
「もし自分に合わなかったら…」「デザインが気に入らなくなったらどうしよう」という不安がある方もいらっしゃいます。完全に消すための方法としてはレーザーによる色素除去が挙げられます。ただしこれは、
- 複数回の施術が必要な場合がある
- 色素の深さや種類によっては反応しにくいこともある
- 肌に負担がかかることがある
といった点を踏まえた上で、医療機関での慎重な判断が必要です。そのため当院では、「消す」前提ではなく、最初から無理のないナチュラルなデザインで始めるというご提案を大切にしています。
色の変化や残り方にも個人差があります
色素は時間とともに変化していきますが、変化の仕方もさまざまです。
- 肌質がオイリー → 色素が抜けやすく早く、薄くなる傾向
- 乾燥肌 → 色素がやや長く残りやすい
- 紫外線を多く浴びる → 色が薄くなるだけでなく黄色く変化しやすくなることも
また、リップなどでは「元の色素」「肌色」「血流の差」によって仕上がりや定着も変わります。そのため、色素の選定や濃さ・デザイン設計は、将来のフェードや変化も見据えて決めることが重要です。
医療機関だからこそできる安心のサポート
当院では、すべての施術を医師の管理のもと、看護師資格を持つアーティストが行っています。
施術前には、将来的な薄まり方やデザイン変更の可能性も含めてしっかりカウンセリングを行い、「10年後にも無理なく続けられるアートメイク」をご提案します。また、
- 施術後の経過を医療視点で確認
- 色素の残り方に合わせたリタッチ・修正対応
- フェードや色変化が気になる方には医師と連携した対応も可能
という体制が整っているため、初めての方にも安心してお任せいただけます。
よくある質問(FAQ)
-
アートメイクは一生残るんですか?
完全に残るわけではなく、1〜2年ほどで徐々に薄くなるのが一般的です。肌質や生活習慣によって差はあります。
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色素が変色することはありますか?
紫外線や皮膚環境によってまれに色味が変わるケースもあります。事前に適切な色素選びを行い、アフターケアを守ることでリスクは軽減できます。
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アートメイクを消したくなった場合、どうすればいい?
医療機関でのレーザー除去などが検討できますが、複数回の施術や慎重な判断が必要です。気になる場合はまずご相談ください。
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最初から“薄め”に入れることもできますか?
はい。当院では初回はあえて控えめに入れ、2回目のリタッチで理想の濃さに仕上げる方法を基本としています。
医療機関とサロンでは対応に違いがありますか?
医療機関では麻酔や万が一の対応(肌トラブルや薬の処方など)が可能です。色素の選び方や施術後のサポートも、医師の監修のもとで行われています。